メニュー閉じる
0120-269-356 受付時間:平日10:00~19:00
お問い合わせ・お見積り
資料請求 料金
シミュレーション
お役立ちコラム
ホーム > お役立ちコラム > コラム > 裁断しないでスキャンすることは可能?非破壊のメリットを知る!

裁断しないでスキャンすることは可能?非破壊のメリットを知る!

コラム
2023.01.16

ビジネス文書等をスキャンする際、11枚裁断して電子化するケースが多いです。裁断しないでスキャニングをしてしまうと、ノド奥の影が残ってしまうため、綺麗にスキャンすることができません。また、業者に依頼するとき、施工単価が高くなってしまいます。

 

しかし、スキャンしたい書類の中には、裁断が難しいケースも少なくありません。例えば、思い出のある書類などは、そのままの形で残しておきたいと考える人も多いのではないでしょうか?

 

そこで、今回は裁断しないスキャンニングの概要や非破壊の3つのメリットなどについて詳しく解説しますので、興味のある方はぜひ参考にしてください。

 

裁断しないスキャニングとは?

裁断しないスキャニングとは、文字通り書類を破壊せずにスキャンをすることです。

 

一般的に、本を綺麗にスキャンするためには、表紙を切り離したり、ノドの部分を切り落としたりする必要があります。しかし、非破壊のスキャニングでは、このような破壊を一切行わず、専用のスキャナーを使用してスキャンを行うのです。

 

電子化したいビジネス書類の中には、思い入れのあるものや製本されたまま残しておき文書も少なくありません。このような書類に対して裁断せずにスキャニングをするケースが多いです。

 

裁断せずにスキャニングをする3つのメリット

裁断せずにスキャニングを行うことで下記のようなメリットを獲得することができます。

 

  • 大切な原本を残して文書を電子化できる
  • 古い文書も補正等で見やすくなる
  • 原本が残るため、書類を柔軟に扱える

 

それぞれのメリットについて詳しく解説します。

 

大切な原本を残しながら電子化できる

1つ目のメリットは、大切な原本を残しながら文書を電子化できる点です。

 

電子化したい文書の中には、原本の状態のまま残しておきたい書類もあるでしょう。例えば、破壊したくない大切な書類等です。

 

裁断せずにスキャニングを行うことで、書類を壊す必要がなくなります。そのため、スキャンしたあとも原本で管理することが可能です。

 

古い本も補正により見やすくなる

2つ目のメリットは、古い書籍やビジネス文書も補正により見やすくなることです。

 

スキャン代行業者に依頼すれば、業務用のスキャナーを使用します。複数の角度から光を照射することができるため、裁断しない場合でも影が発生しづらいです。また、画像修正にも対応してもらうことができたり、OCR処理をしてもらえたりするので、古くて読みづらい書籍も可読性が向上します

 

基本的に古い書類は長期間光に当たっていることもあり、紙が劣化してしまいます。また、温度や湿度の変化やほこり、害虫などで状態が悪くなるケースも少なくありません。スキャニングを行うことで、古い本が読みやすくなり、データは劣化することがないため、破壊・非破壊に共通するメリットです。

 

原本が残ることで柔軟に書類を扱うことができる

3つ目のメリットは、原本が残ることで柔軟に書類を扱うことができることです。

 

例えば、スキャンをして文書を電子化し、原本を処分するとデータのみが残ることになります。この場合、原本でチェックしたいときやお客さんに製本された状態で閲覧してもらいときに対応することができません。

 

一方、裁断せずにスキャンすれば、データとしてはもちろんのこと、原本として保管しておくこともできるため、柔軟に扱うことできます。製本された状態でカタログをお客さんに提出することができたり、思い出の書類を綺麗な状態で保管できたりするので、大きなメリットです。

 

裁断せずにスキャニングをすることで起こるデメリット

一方、裁断せずにスキャンするといくつかのデメリットも発生します。裁断するかしないかを判断する際に活用できますので、ぜひチェックしてみてください。

 

専用のスキャナーが必要

裁断せずにスキャンをする場合、専用のスキャナーが必要になります。

 

自社で文書電子化に対応するとき、スキャナーを準備する必要がありますが、非破壊でスキャンイングできるものを選択しなければなりません。自社が保有するスキャナーで対応できないことも多いため、新たに専用のスキャナーを購入する必要があります。

 

料金が高くなる場合がある

裁断しないスキャンは、料金が高くなります。

 

裁断できない文書は、1ページ1ページ見開いてスキャンをする必要があるため、非常に手間がかかる作業です。これにより、人件費がかかるため、破壊してスキャンをする場合よりも料金が高くなりやすいでしょう。

 

文書電子化後も原本を保管するためのコストがかかる

スキャン後も原本を保管する必要があります。

 

本来、スキャンをすれば、文書を電子化できるため、原本保管にかかるコストを削減することが可能です。しかし、裁断しない場合、ビジネス文書などが残るため、電子化後も引き続き管理コストを負担することになります

 

裁断しない・できない文書には何がある?

企業が扱うビジネス文書はさまざまですが、具体的にどのような文書を原本として残しておけばいいのでしょうか。裁断せずに対応したいビジネス文書をいくつかご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

 

契約書

1つ目は、契約書です。

 

契約書の電子保存は、訴訟上の証拠能力が弱くなるという課題が指摘されることもあります。そのため、証拠能力をキープしたい企業は念のため原本保存をしておくのがおすすめです。

 

社内広報誌

2つ目は、社内広報誌です。

 

社内広報誌は、原本の保管義務はありません。しかし、製本のまま思い出として残しておきたいという方も多いです。

 

社内広報誌をスキャンすることでOCR処理により特定のページを見つけやすくなります。また、裁断せずにスキャンすれば原本としても残しておくことができるのでおすすめです。

 

マニュアル・カタログ

3つ目は、マニュアルやカタログです。

 

マニュアルやカタログは冊子の状態になっていることが多いため、裁断せずにスキャンしたい文書です。このような文書はフラットベッドに特化したスキャナー機器を使用することで非破壊の文書電子化が可能です。

 

図面

4つ目は、図面です。

 

図面をスキャンすることで、重要な設計図をバックアップすることができたり、社内で共有しやすくなったりするため、図面の電子化には大きなメリットがあります。しかし、企業の中には原本として残しておきたいケースも多いため、背貼製本の図面などは裁断せずにスキャンするのがおすすめです。

 

裁断しないスキャニングを安くするための方法

裁断せずにスキャンを行うことで、原本で残せたり、可読性が上がったりするといったメリットがあります。一方、手間がかかるため、料金が高くなりがちです。そのため、企業の中には、できるだけ費用を抑えて裁断しないスキャニングを行いたいと思われる方も少なくないでしょう。

 

最後に、裁断しないスキャニングを安く済ませる方法について解説しますので、ぜひチェックしてみてください。

 

裁断できるものは裁断する

1つ目の方法は、裁断できるものは裁断することです。

 

裁断せずにスキャンをする場合、手置きになるため、料金が高くなります。そのため、できるだけ裁断して文書を電子化するようにしましょう。

 

例えば、契約書など原本で残したいものはできるだけ少なくし、それ以外は裁断してスキャンするのがおすすめです。裁断しない文書をできるだけ減らすことで料金を抑えることができます。

 

裁断後に再製本する

2つ目の方法は、裁断後に再製本することです。

 

再製本をするため、大きく費用を抑えることは難しいですが、手作業で対応する部分が少なくなるため、安く済ませられる可能性があります。

 

まとめ

今回は、裁断しないスキャンの概要やメリット、できるだけ料金を安くする方法について解説しました。裁断しないスキャンは非常に手間がかかるので、スキャン代行業者の利用がおすすめです。

 

スキャン代行業者の利用を検討されている方は、株式会社うるるの『うるるBPOのスキャン代行サービス』を利用してみませんか?うるるBPOのスキャン代行サービスは、フラットベッドに特化したスキャナー機器を豊富に揃えているため、裁断しないスキャンに対応することができます。興味がある方は、ぜひ下記のリンクからお気軽にご相談ください。

 

 

関連コンテンツ

で即日お見積り可能!
まずはご相談ください

ご相談内容における本質的な課題を見つけ、
最適なソリューションをご提案させていただきます。
ADF(自動読取装置使用)とは
ADF(Auto Document Feeder)とは、スキャナ機やコピー機などで、原本を自動的に読み込む装置のことです。
ADFにより、大量の原本も短時間・低コストにスキャンすることができます。原本の保管状態が良くない場合、ADFによるスキャンはできません。1枚ずつ、手置きで対応いたします。詳しくは営業アドバイザにお問合わせください。
※ADFを使用する場合は、本・書籍の裁断(100円/冊)が必要です。
※裁断した書籍の再製本も承ります(応相談)。
※原本の状態により、ADF(スキャナ機の自動読取装置)を使用できない場合があります。
CLOSE
フラットベッド(手置き)とは
フラットベッドとは、透明な原稿台の上に原稿を手動で固定し、下から光を照射し読み取るタイプのスキャン方法。
ADF(Automatic document feeder)と異なり1枚ずつ原稿台にセットしスキャンを行う
CLOSE
dpiとは
dpiとは解像度(画像のキメの細かさ)のことです。
解像度が高いほど自然に近い画質が得られ、解像度が低いと画質が荒くなります(ギザギザが現れる)。画像の用途によって最適な解像度が異なりますので、詳しくは営業アドバイザにお問合わせください。
CLOSE
OCRとは
OCR(Optical Character Recognition)処理とは、写真や画像に描かれている文字情報の上に、透明なテキストを付与する(埋め込む)処理のことです。
この処理により、写真や画像に描かれている文字情報を任意のキーワードで検索することができます。
認識精度は原本の状態により大幅に変動しますが、活字テキストのみの綺麗な原稿であれば90%以上が正しくテキスト化されます。
ただし、文字がかすれていたり罫線が多用されていたりフォントが特殊だったりすると精度は下がります。また、手書きの文字はほとんど正しく認識しません。
CLOSE
しおりとは
PDFやwebブックを開くと左側に出る目次のことです。
しおりがあれば行きたいページへすぐに辿り着けます。
手書きの原稿なのでOCRは認識しない場合にもおすすめです。
CLOSE
ファイル名編集
画像化したPDFやjpeg、TIFF等各種ファイル形式の、ファイル名を入力する作業です。
ファイル名は文字数や使用できない記号といった制限がございますが、基本的にはユニークなお客様任意のファイル名を付与することができます。
弊社の受託実績の中では、原本に記載のある文字やコードを入力して付与して欲しいというご要望が比較的多いです。
ファイル名は、画像化後のデータ運用を意識して、「検索性」の高い名称にすることが大事です。
CLOSE
e-文書法とは
e-文書法とは、2004年11月に制定され2005年4月に施行された、保存することが義務付けられた文書の電子化を認める法律のことです。
帳票類や財務諸表など、商法や税法などで企業に保存が義務付けられている文書について、電子化された文書ファイルで保存することが認められています。
また、紙の文書をスキャナで読み取った画像データも一定の要件を満たせば原本として認められているため、ビジネスを進める上で必要とされる文書・帳票類の印字・流通・保存にかかるコストが大幅に削減されると期待されています。
うるるBPOの営業担当は文書情報管理士の資格を取得済みです。お気軽にお問い合わせください。
CLOSE
オンサイト(出張スキャン)
「利用頻度が多い」「機密性が高い」といった社外に持ち出すことのできない文書を、お客様先に出張してその場でスキャンおよび納品するサービスです。機材の準備、マニュアル作成、人員の手配、作業ディレクション、進捗管理などすべてを当社で行います。
※出張場所により金額は異なります。
CLOSE