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ホーム > 活用事例 > 契約書スキャン > 株式会社キャスティングロード
3万枚の基本契約書をデータ化。
「上場を控えた企業に使ってほしい」

株式会社キャスティングロード

執行役員 アウトソーシング事業部 事業部長 朝生 光洋 様
コールセンターへの人材派遣とアウトソーシングをメインに、全国で事業展開している株式会社キャスティングロード。コールセンター向けの派遣事業では20年以上の実績があり、顧客ニーズに合わせた質の高い人材派遣サービスを提供しています。この度、3万枚にも及ぶ派遣基本契約書を電子化するため、うるるBPOサービスを導入。「もっと早く導入していれば良かった」と品質の高さに満足していらっしゃいます。
企業概要

株式会社キャスティングロード
設立:2001年3月
事業内容:労働者派遣事業、有料職業紹介事業

クライアントの課題・要望

契約書の電子化、データのテキスト化

解決ソリューション

・契約書のスキャニング、画像・PDF作成
・PDFの内容をExcelでテキスト化

自社で契約書の電子化に取り組んだことがあるそうですね?

朝生様:そうなんです。というのも弊社の親会社(CRGホールディングス株式会社)が2018年に上場しているのですが、その上場準備期間に派遣基本契約書の見直しが必要になったんです。社内統制上の理由ですが、反社や自動更新の条項について確認がすぐにできるように、契約書をデータ化しようということになりました。

もちろん今までも管理簿はつけていたのですが、各項目の確認が難しい状態だったんです。そのため、3万枚にも及ぶ書類を全て見直す必要がありました。納期が短かったこともあり、私たち営業側の人間が管理部門的な立ち位置となって、スキャニングによる電子化を進めていきました。日々の業務の合間に社内のメンバーと連携しながら、「人を集めて欲しい」など諸々の指示を出しながら取り組んでいました。

自社で行った契約書の電子化では、どんなところが大変でしたか?

朝生様:一般企業であれば、担当者を決めたり人を集めるところがまず大変だと思いますが、弊社は人材派遣の会社ということもあり、人材探しは何とかなりました。しかし、大規模なスキャニング業務については完全に素人なので「どんな項目が必要なのか」などの要件整理でかなり時間がかかりましたね。分からない人間同士で「どうする?」と手探りで進めていたので、どうしようもなかったとは思うのですが。

また、実際のスキャニング業務は納期に追われていたこともあり、執務室の空いているデスクを使わざるを得ませんでした。担当者がバラバラに座って作業するので、効率が悪かったです。現場を担当していたのは営業事務なのですが、やはりその人間もスキャニングの現場を管理するのは初めてですし、作業フローの確認に手間取っていたと聞いています。

最終的には何とか電子化できましたが、チェック体制が整っていなかったため抜け漏れが発生し、一部の作業を何度かやり直すことになりました。上場準備中の忙しい時期に、かなりの時間を取られたのは非常に痛かったと思います。

うるるBPOへ発注することになった経緯についてお聞かせください。

朝生様:派遣基本契約書をスキャニングするだけではなく、Excelでテキスト化する必要が出てきたので、うるるBPOに相談させていただきました。うるるBPOのことは知人の紹介で元々知っており、コストパフォーマンスの高いBPOサービスを提供している会社、という印象でした。

現場のディレクションを社内で行っていることを聞いて信頼できると思いましたね。徳島県に大規模なスキャニング専用センターを持っていることも気になっていました。実際にセンターを見学したのですが、業務の進め方が素晴らしいなと。情報セキュリティの体制も万全で、丁寧に確認作業を進めていたのでぜひ依頼したいと思いました。

うるるBPOの対応はいかがでしたか?

朝生様:スキャニングや電子化の経験が豊富なので、こちらがやりたいことをすぐに分かってもらえました。それに「こうやったら絶対いいですよ」などの提案も良かったと思います。自分たちが最も苦労した要件整理も非常にスムーズでした。

それに、品質管理のフローが徹底的に効率化されていると感じました。ただ作業するだけではなく、作業ピッチや日々の目標をしっかりと管理しているので、安心感がありました。弊社でもコールセンター業務やデータ入力の代行サービスを提供していますが、人材の活用という観点でスピードや生産性が圧倒的に優れていると感じましたね。

サービスを導入した後に感じていることを教えてください。

朝生様:納品されたデータの品質が非常に高かったので、自分たちでやるよりもプロに依頼した方が絶対にいいと思いましたね。それに工数の削減でも大きなメリットがあります。自分たちでやろうとすると、アルバイトの雇用や現場のディレクションなど多くの工数が必要になるので。率直な感想として「もっと早く導入していれば良かった」と感じています。コストパフォーマンスも非常に高いので、他社にもぜひお勧めしたいなと。

特に上場を控えた企業は、弊社のように大きな導入効果を感じられると思います。上場期間中は色々とやるべきことが多く、反社チェックや契約書の見直しに使える時間がほとんど無いので。社内のリソースを最大限活用するためにも、BPOサービスを導入した方が効率的に日々の業務を進められるのではないでしょうか。

活用いただいたスキャンサービス

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まずはご相談ください

ご相談内容における本質的な課題を見つけ、
最適なソリューションをご提案させていただきます。
ADF(自動読取装置使用)とは
ADF(Auto Document Feeder)とは、スキャナ機やコピー機などで、原本を自動的に読み込む装置のことです。
ADFにより、大量の原本も短時間・低コストにスキャンすることができます。原本の保管状態が良くない場合、ADFによるスキャンはできません。1枚ずつ、手置きで対応いたします。詳しくは営業アドバイザにお問合わせください。
※ADFを使用する場合は、本・書籍の裁断(100円/冊)が必要です。
※裁断した書籍の再製本も承ります(応相談)。
※原本の状態により、ADF(スキャナ機の自動読取装置)を使用できない場合があります。
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フラットベッド(手置き)とは
フラットベッドとは、透明な原稿台の上に原稿を手動で固定し、下から光を照射し読み取るタイプのスキャン方法。
ADF(Automatic document feeder)と異なり1枚ずつ原稿台にセットしスキャンを行う
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dpiとは
dpiとは解像度(画像のキメの細かさ)のことです。
解像度が高いほど自然に近い画質が得られ、解像度が低いと画質が荒くなります(ギザギザが現れる)。画像の用途によって最適な解像度が異なりますので、詳しくは営業アドバイザにお問合わせください。
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OCRとは
OCR(Optical Character Recognition)処理とは、写真や画像に描かれている文字情報の上に、透明なテキストを付与する(埋め込む)処理のことです。
この処理により、写真や画像に描かれている文字情報を任意のキーワードで検索することができます。
認識精度は原本の状態により大幅に変動しますが、活字テキストのみの綺麗な原稿であれば90%以上が正しくテキスト化されます。
ただし、文字がかすれていたり罫線が多用されていたりフォントが特殊だったりすると精度は下がります。また、手書きの文字はほとんど正しく認識しません。
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しおりとは
PDFやwebブックを開くと左側に出る目次のことです。
しおりがあれば行きたいページへすぐに辿り着けます。
手書きの原稿なのでOCRは認識しない場合にもおすすめです。
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ファイル名編集
画像化したPDFやjpeg、TIFF等各種ファイル形式の、ファイル名を入力する作業です。
ファイル名は文字数や使用できない記号といった制限がございますが、基本的にはユニークなお客様任意のファイル名を付与することができます。
弊社の受託実績の中では、原本に記載のある文字やコードを入力して付与して欲しいというご要望が比較的多いです。
ファイル名は、画像化後のデータ運用を意識して、「検索性」の高い名称にすることが大事です。
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e-文書法とは
e-文書法とは、2004年11月に制定され2005年4月に施行された、保存することが義務付けられた文書の電子化を認める法律のことです。
帳票類や財務諸表など、商法や税法などで企業に保存が義務付けられている文書について、電子化された文書ファイルで保存することが認められています。
また、紙の文書をスキャナで読み取った画像データも一定の要件を満たせば原本として認められているため、ビジネスを進める上で必要とされる文書・帳票類の印字・流通・保存にかかるコストが大幅に削減されると期待されています。
うるるBPOの営業担当は文書情報管理士の資格を取得済みです。お気軽にお問い合わせください。
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オンサイト(出張スキャン)
「利用頻度が多い」「機密性が高い」といった社外に持ち出すことのできない文書を、お客様先に出張してその場でスキャンおよび納品するサービスです。機材の準備、マニュアル作成、人員の手配、作業ディレクション、進捗管理などすべてを当社で行います。
※出張場所により金額は異なります。
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